感情の変化を予測してスケジュールを立てよう!エモーショナ・プランニングとは?
前々回、前回と、感情と集中力の関係性について紹介させていただきました。
簡単におさらいすると、感情と集中力は密接に関わっていて、喜怒哀楽の感情それぞれ
に適した行動と組み合わせるとより集中して効果的に作業を進めることができますよ!
という話をしたかと思います。すごく簡単にまとめましたが(笑)
これまでの記事を読んだ方にとっては、
「喜怒哀楽がそれぞれどんな行動と組み合わせれば良いかはわかったけど、具体的に実行に移すのって難しくない?」
と思う人もいるかもしれません。
そういう人たちのために、今回は、感情の変化をうまく集中力と連動させるために有効な方法をご紹介したいと思います!
それが、「エモショーナル・プランニング」です!
エモショーナル・プランニングとは「喜怒哀楽」が生まれるイベントをスケジュールに組み込んでいく方法です。
エモショーナル・プランニング
例えば、仲の良い友達と遊んだ後に仕事を入れる。
ヒューマンな映画を見た後に、面倒な業務上の確認作業に入る。
午後に企画会議がある日は、前々から美味しいと評判のランチを食べにいく。
あえてラッシュの電車に乗った後や悔しかった体験を思い出してから、難題となっている問題の処理を行う。
そんな風に、イベントごとに変化する感情を先取りして、1日の予定を作成してみましょう!
友達と遊んでリラックスした後は、そのプラスの感情が影響して、仕事の効率が上がっていきます。
美味しいランチで喜んだ勢いがあれば、アイデアだしもスムーズになります。
あるいは、通勤で感じた苛立ちをぶつけると難題を解決する糸口が見えてくるかもしれません。
そして、哀しい気分で細かい作業に取り組むと、丁寧な仕事ができるはずです。
このように自分の感情の変化を先読みして、スケジュールを組み込むのがエモショーナル・プランニングです。
喜怒哀楽のいずれの感情を利用した場合も、いつもより集中して物事に対応できると思います。
いかがでしょうか!集中力と感情をうまく連動させるエモショーナル・プランニング。
この方法を参考にして集中力を高める「環状の使い方」をモノにして、ぜひ、自分のパフォーマンスを引き上げるのに役立ててくださいね!
ではまた!