知っていますか?勉強や仕事をする際の正しい飲料の取り方。
今回は、コーヒーやエナジードリンクといった、飲料の飲み方について紹介していきたいと思います。
普段よくコーヒーやエナジードリンクを飲む人は要チェック!
まずはコーヒーやエナジードリンクについて。
あなたも一度や二度は、集中力を回復させようとコーヒーやエナジードリンクを飲んだことがあるのではないでしょうか?
その際、効き目はどうでしたか?集中できたと感じている人も少なくないと思います。
実際、コーヒーやエナジードリンクのどちらにも含まれているカフェインには、認知能力の低下を防ぐ効果が認められています。
ただし、その効果をしっかりと活かしていくためには、ちょっとしたコツが必要です。
まず、飲む量に関しては、コーヒーの場合1日450mlくらいが適量とされています。
これはスターバックスのグランデサイズないし、小さめのコーヒーカップなら3杯くらいです。
それ以上のカフェインの摂取は脳への刺激が過剰になり、メリットよりもデメリット(ストレス過敏など)の方が大きくなってしまいます。
一方、エナジードリンクの適量が125ml。これは実際にレドブルのロング缶を半分、1本、2本と飲んで、認知能力への影響を調べた実験の結果から導き出された量です。
ショート缶ならひと口、ふた口分残すくらいが適量、ということになります。
そして、いずれの場合もカフェインが効果を発揮し出すのは、飲んだ20〜30分後だということを覚えておきましょう。
ですから、完全に眠たくなってしまった後や集中が切れたと感じた後ではなく、少し先回りして飲むほうが効果的です。
また、カフェインが切れた際のだるさを回避するためのオススメの食べ物があります。
それは、ヨーグルトです。
コーヒーをブラックで飲むと、90分から150分でカフェインの効果が切れてきます。
その際、かえって体がだるくなってしまうケースがあります。
しかし、ヨーグルトなどの乳製品と合せて摂ると、脂肪分がカフェインの吸収を穏やかにし、効果が切れた時の反動を和らげてくれるのです。
コップ一杯の水だけで、集中力は上がる!
飲料に関するポイントとして、もう1つ重要なのが水分の補給です。
脳の80%は水で出来ているので、水分の不足がそのままウィルパワー(集中力の源になるエネルギー)を減少させる原因となっても驚きではありません。
実際、水を飲まないと集中力と記憶力が落ちるという研究報告はいくつもあります。
1つ例を挙げると、イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究者たちは、水と集中力に関してこんな実験を行なっています。
知的な作業に集中する前に約0.5リットルの水を飲んだグループと、飲まなかったグループを比較。
飲んだグループは飲まなかったグループに比べ、14%も反応時間が早くなることを発見しました。
具体的には、体から2%の水分が失われると、一気に集中力が低下してしまうことがわかっています。
特に夏場の集中力の低下の原因は、暑さ以上に水分不足が影響しています。
ですから、夏場に「こまめに水を飲んだほうがいい」と言われるのは、集中力の持続のためにも正しいことなのです。
また、この水分不足による集中力の低下の影響は年齢を重ねるほど、大きくなっていきます。もし、あなたが40代、50代以降の年齢であるなら、若い時よりも頻繁に水分を補給するように心がけましょう。
水分の不足は、ホルモンの不均衡となって脳へ影響します。この悪影響を避けるためには、こまめに水を飲むこと。それだけで脳への働きを助け、知的能力を向上させる効果があるのです。
では、2%の水分の減少を防ぐには、どれくらいの間隔で水を飲めばいいのかというと、1〜2時間にコップ1杯ほどの水分を補給するというのが目安になります。
勉強机やオフィスのデスクの近くに水のペットボトルを置き、定期的な水分補給を心がけましょう。
ただし、机の上にペットボトルがあると、作業中に視界に入り、集中力を削ぐ可能性があるので足元や引き出しの中にしまっておくことをオススメします。
さて、今回のまとめとしましては、
・コーヒーやエナジードリンクはそれぞれ適した量以上を飲まないようにしよう!
・カフェインは乳製品と一緒に組み合わせることで切れた後のだるさを回避できる!
・1〜2時間にコップ1杯の水を飲んで、集中力の低下を防ごう!
になります!
集中力を持続させるためにはあなたが飲んでいるものも、実は影響してくるのです。
これらは非常に簡単なことですが、あなたの集中力に大きな変化をもたらすでしょう!
let's do it!
ではまた!