勉強や仕事に使える「モチベ・集中力UP」ブログ

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誰でも鍛えることができる!集中力の源「ウィルパワー」とは?その2

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こんにちは!

 

前回の記事で、集中力の源「ウィルパワー」についてお話ししました!

 

ウィルパワーを高めることで、あなたが普段している作業スピードは格段に上がり、今まで、作業できない自分は怠け者なんだと自己嫌悪に陥っていた自分ともおさらばです!

 

今回はその集中力の源であるウィルパワーを高めるトレーニングについてお話ししたいと思います!

 

前回の記事を読んでいない方はまずはそちらそお読みください!

 

juken-zui.hatenadiary.jp

 

前回、ウィルパワーを高めるトレーニングには、

 

・ウィルパワーの総量を増やす

 

・ウィルパワーの消費量を、日々の行動や習慣を変えることによって節約する

 

この2つの考え方があるという話をしました。

 

そこで、まずはウィルパワーを増やすトレーニング方法からお伝えします。

 

生まれつき筋力が強い人もいれば、そう出ない人もいるように、持って生まれたウィルパワーにも個人差があるのは確かです。

 

生まれつき筋力が弱い人でもトレーニングで筋肉を鍛えることでパワーアップできるように、ウィルパワーも鍛えることが可能です。

 

 

なぜ姿勢に気をつけるだけで、集中力がアップするのか

姿勢と集中力に関する話は他の記事でも紹介しました。

 

juken-zui.hatenadiary.jp

 

なぜ姿勢を意識することで集中力を高めることができるかというと、

 

日頃、無意識に行なっている行為を「やらないようにすること」は強い集中力を必要とするからです。

 

姿勢を保つという行為は、普段、なかなか意識しない行動です。

 

私たちは気づくと猫背になったり、肘をついたり、足を組んだりしています。

 

しかし、「この2週間は姿勢に気をつけて生活する」と意識することで、無意識の行動が強く気認識されます。

 

猫背になったら、「いけない、いけない」と胸を貼り、肘をついているのに気づいたら慌てて背筋を伸ばし、足を組んで座っていたらすぐに座り直す。

 

文章にすると簡単なようですが、実際に試してみると、想像以上の集中力が必要です。

 

例えば、負荷の高いダンベルを使った筋トレのようなものです。

 

無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動を繰り返せば繰り返すほど、ウィルパワーを鍛えることができるのです。

 

これは、「セルフモニタリング効果」と呼ばれ、自分で自分の行動を客観的に「観察」して、「うまくいった・うまくいかなかった」と評価し、そこから生じる達成感や反省によって行動をさらに強化できるという働きです。

 

このように、自分の無意識の行動を観察するトレーニングを行うことで、持って生まれた資質や性格とは関係なく、誰でもウィルパワーの総量を増やすことができます。

 

ちなみにトレーニング方法は、「姿勢」以外にもたくさんあります!

 

利き手とは逆の手を使って、歯磨きをする、ドアの扉を開ける、パソコンマウスを使うなど、普段何気なくしている行動を変えることでも、同等の効果が得られることが明らかになっています。

 

いかがでしたでしょうか。ブログの他の記事でも紹介しているトレーニング方法や集中力アップの方法は、基本ウィルパワーのトレーニング方法の2つの考え方をもとに紹介しています。

 

ぜひ他の記事もチェックして、昨日までの自分とおさらばして、集中力を高めて行きましょう!

 

 

ではまた!

 

 

 

誰でも鍛えることができる!集中力の源「ウィルパワー」とは?その1

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色々な方から話を聞く中で、みなさんがしている集中力にまつわる最大の誤解があります。

 

それは、「集中力=生まれ持った資質」という思い込みです。この誤解があるせいで、

人は集中できない自分を、「人より劣っている」と感じ、「怠け者だと思われるのでは?」と自信が持てません。

 

でも、安心してください。

 

後ろ向きになる必要も、不安がることもありません。

 

集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知り、トレーニングを積んでいるかどうかの違いだけです。

 

学生さんは、「勉強しなきゃいけないのはわかっているけど、どうしてもスマホに手を伸ばしてしまう」「問題集を開いた途端、頭がぼんやりしてしまう」など、切実な悩みもあるかとも思います。

 

しかし、集中力には「つくり方」があります。遺伝も性格の関係ありません。ましてや、才能や根性も努力も必要ありません。

 

そんな不安定なものに頼るよりも、正しい理論を身につけ、トレーニングすることです。

 

そうすれば、誰でも思うように集中力をコントロールできるようになります。

 

 

集中力の源は、前頭葉のウィルパワー

集中力をつけるために知っておかなければならないことが、1つあります。

 

それは「集中力の源」についてです。

 

集中力の源は、あなたの額から2~3センチ奥、前頭葉にあります。

 

私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。

 

それが思考や感情をコントロールする力です。

 

この力は「ウィルパワー」と呼ばれています。

 

ウィルパワーは前頭葉の体力のようなもの。イメージを掴むため、ロールプレイングゲームのキャラクターの体力や魔力を思い浮かべてみてください。

 

敵の攻撃を受けると体力が減り、魔法を使う魔力が減っていくように、ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。

 

ちなみに、薬草や魔法を使えば体力が回復し、睡眠によって魔力が戻るように、ウィルパワーもいい睡眠を取る、エネルギー源となる食事を心がけるなどの行動によって補給することができます。

 

 

集中力のメカニズム

ウィルパワーには2つの特徴があります。

 

・ウィルパワーの総量には限りがあり、集中力を使うことによって消耗していく

 

・ウィルパワーの出どころは1つしかない

 

特に重要なのは2つ目「ウィルパワーの出どころは1つしかない」という点です。

 

私たちは仕事とダイエット、スポーツ、家族とのコミュニケーションといった行動をそれぞれ切り離して考えています。

 

つまり、仕事が行き詰まっていることと、ダイエットを続けられるかどうかは関係ない。家族とのコミュニケーションがギクシャクしていても、オフィスに行けば気持ちが切り替えられる。スポーツに没頭してリフレッシュすることと、仕事の効率は関係ない、、など。

 

こうした考え方の根本には、仕事、プライベートなど、それぞれに使うウィルパワーは別であるという思い込みがあります。

 

実は、そうではありません。

 

「企画書を仕上げること」と「間食のチョコレート我慢すること」という全く関係ないはずの行動でも、使われるウィルパワーの出どころは同じなのです。

 

つまり、「仕事が行き詰まっているからダイエットが続かない」「家族とギクシャクしていて、仕事に集中できない」というのは自然なことなのです。

 

ウィルパワーは消費されてしまい、脳が休息を必要とする状態になっているのです。

 

 

集中力を鍛える2つのアプローチ

集中力の源であるウィルパワーを高めるトレーニングはとてもシンプルで、たった2つの考え方からできています。

 

1つはトレーニングによってウィルパワーの総量を増やす方法。もう1つは、ウィルパワーの消費量を、日々の行動や習慣を変えることによって節約していく行動です。

 

これが、最も効率的な集中力の鍛え方となります。

 

私が他の記事で紹介している内容も、この鍛え方をもとにして紹介しています。

 

 

少し長くなりそうなので、次回の記事でウィルパワーを増やすトレーニング方法を紹介していきたいと思います!

 

 

ではまた!